(2025.4.30)
前を泳ぐダイバーのフィンがあたり、水中でレギュレーターが突然口から外れた-びっくりするかもしれませんが、知っていれば落ち着いて対処できます。
焦って吸い込まず、まずは“吐きながら冷静に”。
ステップ1:レギュレーターリカバリー
まずはスキルのおさらい 2種類の方法がありましたね。
(スイープ法)
1. 右手を太もも沿いに後ろへ回す
2. ホースのカーブを探ってレギュを引き寄せ
3. 咥えてブロー or パージボタン
4. 呼吸できたらリカバリー成功!
(リーチ法)
1. 右手を頭からシリンダーのヘッドに沿って回す
2. 何かホースをつかむから、それを前に持ってくる(多分レギュです)
3. 咥えてブロー or パージボタン
4. 呼吸できたらリカバリー成功!
ステップ2:見つからなければ?
自分のメインレギュが見つからない、絡まっている、パニックになりそう――
そんなときは自分のオルタネイトエアソース(セカンドステージ)を使用!
・胸元やBCDポケット、ハーネスに装着している位置から取り出す
・咥えて呼吸を整える
・その後、安全な状況を確保してからバディと浮上へ
これが、自分の予備を持っている利点。
パニックになる前に、「もう1本の命綱」へスムーズに移行できるのが、安心への最大の一歩です。
バディのオルタネイトを使うのはいつ?
それは、自分の予備も使えないとき。
たとえばオクトが脱落していたり、破損していたり…。
そのときは、バディに「エアがない」サイン → セカンドを受け取りましょう。
この流れは事前の練習と信頼関係があってこそ成り立ちます。

結論:最後に守ってくれるのは?
冷静さ × 練習 × 予備器材
この3つがそろっていれば、トラブルも「ちょっとしたイベント」に変わります。そして――
「マスクが割れても、レギュが飛んでも、オルタネイトがあれば安心してリカバリーできる。」
だからこそ、「忘れず、迷わず、すぐ使える場所」にセットしておくことが重要です。特に、すぐ使える場所!これに関しては近々アップします。
